ナミアゲハ


少し前の話になりますが、息子の幼稚園でナミアゲハの幼虫を希望者に配っており、虫好きの息子は喜んでもらって帰ってきました。
もらってきた段階ですでに終齢幼虫(?)という状態で、もりもり葉っぱを食べてはフンをしていました。

ナミアゲハの幼虫

「自分も子供の頃に育てていたな〜」と懐かしい思いに浸りつつ、子供が世話をするのを眺める日々。
フンの掃除をしたり、幼稚園から葉っぱをもらってきてエサを替えたりと、息子はとても楽しそう。
(※それにしても、こんなに大量のフンをするんでしたっけ……!?)

そんな日が1週間ほど続いたある日の朝、飼育ケースの壁にくっついてほとんど動かなくなっている幼虫を発見。
よく見ると、糸を吐いて体を固定している模様です。

前蛹

どうやらサナギになる準備(前蛹:ぜんよう)の段階らしい。
子供たちもワクワクしながら見守ります。

しばらくして再び見てみると、形が変わって立派なサナギに!!

ナミアゲハのサナギ

子供たちのワクワクも止まらない様子。
「羽化まで10〜15日くらいはかかるらしいよ」と伝えて、いったん落ち着かせます。

……が、翌朝からは、起きてすぐにサナギの様子を見に行くようになった息子。
心なしかいつもより起きるのが早い。もう少し寝かせてくれ……(笑)。

それから10日ほど経ったある日の朝、様子を見ると、サナギの殻越しに羽の模様がうっすら浮かび上がっていることに気づきました。

ナミアゲハのサナギ

まもなく羽化しそうだったので子供たちに教えると、テンションは爆上げ!
あいにく出かける用事があったので、とりあえずタイムラプスを仕掛けて外出することに。

そして数時間後、帰宅……。

羽化の瞬間、バッチリ撮れていました!!やったね!!

ナミアゲハの羽化

羽もきれいに伸びて、美しいナミアゲハになっていました!!
なぜか子供と同じくらいテンションが爆上げになる私(笑)。
子供たちも「キレイだね〜」と感動していたようで、親としてもとても嬉しかったです。

ナミアゲハ

しかしその翌日、もう1匹も羽化していたのですが、ケースの中で暴れてしまったのか、羽が少し切れてしまっていました。
それを見た息子は、ナミアゲハがかわいそうに思えたのか、大泣き。
(本人は「眠いだけ」と言い張ってその場でうつ伏せになっていましたが……笑)
そんな息子の姿を見て、私は「もしこの蝶が飛べなかったら、最後まで我が家で面倒を見よう」と心に決めていました。
(先に羽化した蝶を、別のケースに移しておくべきだったのかもしれません。可哀想なことをしてしまった……と反省)

週明けに幼稚園で放すことになっていたため、ひとまずケースごと幼稚園へ持参し、あとは先生にお任せすることに。

そして夕方、息子が帰宅。
話を聞くと、羽が切れてしまった子も無事に飛ぶことができ、みんなで空へ放してあげられたとのこと!
最後はちょっとハラハラする展開もありましたが、ひとまず本当によかったーーー!

ちょっと前までは、イモムシ……というか虫全般が苦手になっていた私ですが。
息子のおかげで、少年の頃のピュアな気持ちを思い出しつつある……。

かもしれない。